時計マニアの「聖杯」、11月にサザビーズで競売へ

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【7月11日 AFP】競売大手サザビーズ(Sotheby’s)は10日、「聖杯(Holy Grail)」と呼ばれるマニア垂涎の高級時計が、11月14日にスイス・ジュネーブ(Geneva)で競売に出品されると発表した。

 正式名を「ヘンリー・グレーブス・スーパーコンプリケーション(Henry Graves Supercomplication)」というこの時計は、推定価格1200万ユーロ(約16億5000万円)。人間の手で製作された時計としては最も複雑なものとされる。

 サザビーズが「20世紀を象徴する時計で、最上級の形容詞をいくつも並べることができるほど偉大」と評し「時計の中の聖杯」と呼ぶこの時計は、スイスの高級時計メーカー「パテック フィリップ(Patek Philippe)」が、米ニューヨーク(New York)の著名銀行家だったヘンリー・グレーブス(Henry Graves)氏から1925年に受注し、完成までに8年の歳月を要した。

 サザビーズによると、盤面には時間だけではなく、万年暦や月の満ち欠け、日の出、日の入りの時間、恒星時やニューヨークの夜空の様子も表示されている。

 コンピューターを用いて設計された時計が登場するまで56年間、世界で最も複雑な時計という称号を保持していた「ヘンリー・グレーブス」は、1999年に当時の新記録となる1100万ドル(11億1500万円)で落札された。パテック フィリップ社の創業175周年に当たる今年、再び競売にかけられる。(c)AFP

空港利用客ランキング、アトランタが首位も微減 羽田4位に

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 空港管理組織の団体「国際空港評議会(ACI)」はこのほど、世界の各空港の航空乗客数や貨物の取扱量に関する2017年の暫定データを発表した。年間乗客数のランキングでは米国のアトランタ国際空港が20年連続の首位となったものの、人数はわずかに減少した。アトランタ空港は全米人口の8割にとって、2時間以内のフライトで行ける距離にある。航空路線網の中心として、また北米への玄関口として、17年も1億400万人近い乗客が利用したが、前年に比べると1.26%減となった。ランキングの上位20空港で乗客数が減少したのはここだけだ。2位の北京空港は前年から1.5%増えて、9600万人が利用した。3位はドバイ空港で8800万人だった。4位には前年比6.46%増の伸びを示した羽田空港が入った。前年4位だった米ロサンゼルス空港も4.49%増となったが、5位に下落した。ACIによると、特に躍進が目立ったのはインドのデリー空港。前年の22位から14.1%増で16位まで上がった。同国ではカルカッタ、ハイデラバード、バンガロール、マドラスの各空港の乗客数も10~27%の伸びを示した。ACIは毎年、世界1200カ所以上の空港からのデータを基に統計をまとめている。17年は世界で航空乗客数の合計が前年比6.6%増、国際線の利用者数が同8.4%増を記録。郵便を含む貨物も7.9%増加した。

時速1000キロで走行、実物大の「ハイパーループ」世界初披露

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 乗客を乗せて時速1000キロで移動する未来の交通システム「ハイパーループ」の実物大カプセルが、2日にスペインで初披露された。ハイパーループは実業家のイーロン・マスク氏が打ち出した構想で、低圧力の鋼鉄チューブの中を、旅客機に匹敵する速度で移動する。実現に向けて複数の企業が開発を競う中で、マスク氏とは無関係の米新興企業ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズ(TT)が、初めて実物大のプロトタイプ「キンテロ・ワン」を試作。建造に当たった航空宇宙施設に近いスペインのプエルトデサンタマリアで披露した。キンテロ・ワンは耐久性が極めて高い2層構造のスマート複合素材でできており、外装の設計は英プリーストマングードが手がけた。内装はまだ完成していない。カプセルの全長は32メートル。実用化された場合、ロサンゼルスとラスベガスがわずか20分で結ばれる計算だ。完成後は実験用トラックでテストを行う計画で、ハイパーループTT共同創業者のグレスタ会長は、「2019年には乗客を乗せる準備が整う」とコメントしている。「翼のない飛行機」とも呼ばれるハイパーループは、長距離の旅を一変させる可能性を秘めており、中国やアラブ首長国連邦(UAE)、スペイン、フランスなどで複数のルートが開発されている。

テスラ従業員が操業妨害、運用システム改ざんや情報漏洩

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 米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこのほど従業員に宛てた電子メールで、1人の従業員がカリフォルニア州フリーモントの工場で操業妨害行為を行ったことを認めたと発表した。テスラが黒字転換を目指し、「モデル3」の生産台数を7月初めまでに週あたり5000台に引き上げようとするさなかの出来事だった。テスラ株は19日の取引で約5%下落した。マスク氏は17日夜に従業員に送信したメールの中で、問題の従業員が「大規模かつ破壊的な妨害行為」を告白したと説明。この従業員が製造運用システムのコンピューターコードを改ざんしたほか、大量の社外秘情報を第三者に引き渡したとしている。動機については、昇進を望んだのにかなえられなかったためだと述べ、「彼を昇進させなかったのは間違いなく正しかった」とした。従業員の氏名は明かさず、解雇したかどうかにも触れていない。マスク氏はさらに、従業員以外にも、テスラの失敗を望む者が関与した可能性があるとの見方を示し、「テスラに死んでほしいと思う組織はいくらでもある」と主張。空売りで多額の損失を出している投資家や、テスラが推進する太陽光発電や電気自動車を快く思わない石油・ガス会社を挙げ、「そうした会社はあまりいいことをしていないといううわさもある」とした。

ダイヤモンド225粒、4億円の輝き 三越高級時計フェア

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【8月20日 AFP】都内の百貨店、日本橋三越本店で20日、第17回「三越ワールドウオッチフェア」が始まった。英ロンドン(London)の高級腕時計ブランド、バックス&ストラウス(Backes & Strauss)が創業225年を記念して制作した色とりどりのダイヤモンド225粒を使った合計38.69カラット、約4億1000万円の腕時計などが出展されている。(c)AFP
 

コミー前FBI長官の回顧録、初版85万部に

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 出版大手マクミランは14日までに、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の回顧録の初版が85万部に上ることを明らかにした。読者の高い関心を見込んでの対応となっている。回顧録のタイトルは「A Higher Loyalty(仮訳:より高い忠誠心)」。マクミランの別部門が出版したマイケル・ウォルフ氏の「炎と怒り――トランプ政権の内幕」は初刷15万部だった。コミー氏の回顧録はウォルフ氏の著書に続き、出版界で今年2度目のセンセーションになりそうだ。予約数のみを考慮しても既にベストセラーが確実な状況となっている。マクミランによれば、ウォルフ氏の本への関心の高さは完全には予期していなかった。1月に入り突然、同書の抜粋がリークされ、トランプ大統領の法律チームが出版差し止めを図るという事態が起きたためだ。「炎と怒り」はすぐに売り切れとなり、出版社は「前例のない」増刷に踏み切った。計200万部以上が売れたとしている。コミー氏の回顧録の場合、出版社側には準備を整える時間があった。トランプ政権下での任期に関するコミー氏の証言への関心は数カ月にわたり蓄積してきた。先月には、トランプ氏によるツイートが同書をアマゾンのベストセラーリスト1位に押し上げた。これ以来トップに近い順位で推移していたが、12日に本の内容がリークされ始めたことを受け、再び1位に返り咲いた。出版業界では、トランプ氏がツイッターでコミー氏批判を続けてくれれば、本への興味がさらにかき立てられるとの期待もある。

米アマゾン、最低賃金を15ドルに引き上げ 35万人が対象

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 米アマゾンは4日までに、米国の従業員の最低賃金を15ドル(約1700円)に引き上げると発表した。適用は11月1日からで、対象は25万人超のアマゾン従業員と10万人の季節従業員。アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「我々は批判に耳を傾け、何をしたいのか真剣に考え、どこへ導きたいのか決断した」と述べ、米国の大手企業にも時給引き上げの動きに加わるよう求めた。最低賃金の引き上げは、ホールフーズなど傘下企業の従業員も対象となるという。アマゾンはまた、連邦最低賃金の引き上げについて議会に働きかける考えを明らかにした。連邦最低賃金は2009年以来、時給7.25ドル。アマゾンに対してはこれまで、従業員に十分な賃金を支払っていないとの批判も出ていた。こうした批判を行った人の中には2016年の大統領選に出馬したバーニー・サンダース上院議員もいた。サンダース議員はツイッターで、賃金引き上げの動きについて支持を表明し、他の経営者も追随するよう促した。これに対して、ベゾス氏はサンダース議員に感謝の言葉を贈った。Thank you . We’re excited about this, and also hope others will join in.

米スタバ、国内150店舗を閉鎖へ 閉鎖数は例年の3倍に

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 米コーヒーチェーン大手のスターバックスは19日、米国内で来年、業績不振の直営店舗150店を閉鎖すると発表した。対象となるのは、スターバックスの店舗が密集する都心部の店が中心。閉鎖店舗の数は例年の3倍に上る。スターバックスは同日深夜、今年7~9月期の既存店売上高の予想を引き下げ、1%の伸びにとどまるとの見通しを明らかにした。この発表を受けて、同社の株価は時間外取引で3.5%下落した。ジョンソン最高経営責任者(CEO)は声明で「最近の業績は我が社の素晴らしいブランドの潜在力を反映していない」と述べ、消費者の好みや需要の変化により速く対応する必要があると強調した。スターバックスはフィラデルフィアの店舗で黒人2人が逮捕された事件を受け、先月末に全米の直営店8000店舗を一斉に休業して差別防止の従業員研修を実施した。研修には多額のコストがかかり、季節商品のキャンペーンにも遅れが出た。同社のモー最高財務責任者(CFO)は休業の「影響」に言及したが、ジョンソン氏は低成長の言い訳にはならないと主張している。今後は売り上げを伸ばすため、糖分を控えたアイスティーなど、より健康的な飲み物を開発するという。糖分の多い同社の氷入りドリンク「フラペチーノ」の売り上げの伸び率は、2015年の17%から16年は5%、17年は4%と下がり続け、今年はこれまでにマイナス3%まで落ち込んだ。同社はさらに、公式アプリの普及などデジタル化にも力を入れていく方針だ。

「ヴィヴィアン・ウェストウッド」初の本格機械式時計発売

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【9月11日 MODE PRESS WATCH】「ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)」が、スイスメイドの新作ウオッチ「ポルト・ボヌール(PORTE-BONHOUR)」を11月に発売する。

 ブランド初の本格的機械式時計である「ポルト・ボヌール」は、スイス製オートマティックを搭載し、ムーブメントの心臓部であるテンプの上にオーブオーナエントを重ねたスケルトン仕様。「ヴィヴィアン・ウェストウッド」のジュエリーをイメージしたオーブやハート、クローバーといったアイコニックなモチーフが、立体的なオーナメントとしてダイアル上に表現されている。カラーは3種類展開、価格は22万~23万円(税抜)。

■問合わせ先
ヴィヴィアン・ウェストウッド インフォメーション/03-5791-0058
(c)MODE PRESS 

新型の立ち乗り座席、航空展示会でお披露目 今度こそ実現か

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 乗客が立った姿勢で航空機に搭乗する垂直型座席の新モデルが、このほどドイツ・ハンブルクで開かれた航空機の内装展示会で披露された。立ち乗り座席の「スカイライダー2.0」は、イタリアの座席メーカー、アビオンインテリアズが開発した。旅客機に搭乗できる乗客の数を増やすため、座席と座席の間隔を狭め、「超高密度」で乗客を詰め込むことができるとうたっている。乗馬用の鞍(くら)にまたがるような形で座席につく立ち乗り座席「スカイライダー」のデザインは、同社が2010年に披露した。しかし米連邦航空局(FAA)などに承認されず、普及には至らなかった。2.0では詰め物を増やし、各列に天井から床まで届くポールを配置するなどしてデザインを改良。この座席は短距離便での採用を想定しており、乗客の快適さを保ちながら搭乗者数を20%増やすことができ、航空会社にとっての増益につながると同社は宣伝している。重さは一般的なエコノミークラス座席の半分以下。部品の数も減らしたため、メンテナンス経費も抑えられるという。立ち乗り座席のコンセプトは20年ほど前から浮上し、エアバスやライアンエアーは機内に立ち乗り区画を設ける案を打ち出した。しかし今のところ、そうしたアイデアは破棄したらしい。アビオンインテリアズでは、スカイライダー2.0を「格安航空の新境地」と位置付ける。ただ、航空専門家は、スペースが狭いために非常時の避難が遅れる可能性があることや、座席の下に荷物を置くスペースがないといった難点を指摘している。今のところ、この革新的な座席を採用する航空会社は現れていない。