ルフトハンザ航空、搭乗しなかった乗客を提訴

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 ドイツのルフトハンザ航空が、乗継便に搭乗しなかった乗客に損害賠償を求めて提訴している。問題とされているのは、格安航空券を購入した乗客が最終目的地まで行かず、経由地で降りる「Hidden City(隠れ都市)」というやり方だ。例えばニューヨークからサンフランシスコへ行きたい乗客が、運賃の安いニューヨーク発サンフランシスコ経由タホ湖行きの航空券を予約して、タホ湖へ行く便には乗り継がずにサンフランシスコで降りてしまうといったやり方がHidden Cityと呼ばれる。ルフトハンザ航空に訴えられた男性乗客は、ノルウェーのオスロからドイツのフランクフルトを経由して米シアトルへ向かう往復航空券を予約。行きは全便に搭乗したものの、帰りはフランクフルトからオスロへ向かう便に搭乗せず、別に予約したフランクフルト発ベルリン行きのルフトハンザ便に搭乗していた。ルフトハンザ航空は、このやり方が利用規約に違反するとして、男性に対し2112ユーロ(約26万円)の損害賠償を請求。ベルリン地方裁判所は昨年12月、同社の訴えを退けたが、ルフトハンザ航空がこれを不服として提訴した。「Hidden City」を巡っては、2014年に米ユナイテッド航空と旅行会社のオービッツが、このやり方に関する情報サイトを運営していた22歳の男性を提訴した。しかしイリノイ州東部地区裁判所は2015年、男性が同市を拠点としていないことから同裁判所の管轄には入らないとして、訴えを退けている。