米株式市場、2018年は乱高下の年 年間下落率は過去10年で最悪

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 2018年は、米国の株式市場にとって記録的な1年だったものの、投資家にとっては早く忘れたい1年だろう。昨年、ダウ工業株平均は5.6%、S&P総合500種は6.2%、ハイテク株が多いナスダックは4%、それぞれ下落した。これは2008年以降で最悪の結果で、ダウ工業株平均とS&P総合500種がともに下落したのは、過去10年で昨年を含めて2回しかない。2015年もダウ工業株平均とS&P総合500種はわずかに下落したが、ナスダックは前年を上回った。12月は特にひどかった。S&P総合500種は9%、ダウ工業株平均は8.7%下落し、1931年以降で最悪の12月となった。ダウ工業株平均は同月、わずか7日間に350ポイント以上の下落を6度も記録した。S&P総合500種も、1%以上の上昇か下落を12月だけで9回記録した。2017年は年間でわずか8回だったが、2018年は64回と大幅に増えた。しかし、悪いことばかりだったわけではない。S&P総合500種は9月20日に終値ベースで過去最高値を付けた。ダウ工業株平均も10月3日に史上最高値を更新し、さらに12月26日には1086ドルという史上最大の上げ幅を記録した。しかし、2018年は極端な乱高下を記録した年として記憶に残るだろう。恐怖指数(VIX)が高騰し、CNN Businessの「恐怖・欲望指数」もほぼ年間を通して「極度の恐怖」から抜け出せなかった。ダウ工業株平均の1セッション中の振れ幅が1000ポイントに達したのは歴史上8回しかなく、そのうち5回が昨年記録された。