「グランドセイコー」究極のクオーツムーブメント「キャリバー9F」にGMTモデル

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【10月10日 MODE PRESS WATCH】「グランドセイコー(Grand Seiko)」は、究極のクオーツを目指し開発された「キャリバー9F」の誕生25周年を記念し新ムーブメントを搭載した数量限定モデルを10月に、次いで2機種を2019年1月に順次発売する。

 1960年、“世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる”という志のもと「SEIKO」が発表した「グランドセイコー」だが、1993年に登場した究極のクオーツムーブメント「キャリバー9F」には、従来のクオーツの常識を覆す数々の新機軸が盛り込まれた。長くて太い針を回せるようにした「ツインパルス制御モーター」に加え、秒針のふらつきを軽減する「バックラッシュ・オートアジャスト機構」やカレンダーを瞬時に切り替える「瞬間日送り機構」を搭載。また、ローター部を組み合わせ軸受けで覆い、保油性を飛躍的に高めると同時に、クオーツには必須の電池交換時における輪列部へのごみや埃の侵入を防ぐ「スーパーシールドキャビン構造」が採用されている。

 これらの特長に加えて、新作にはGMT機能を備えた4本目の針を初めて搭載。時間帯の異なる地域へ時間調整する際、時計を止めずに時針のみを動かすことができ、高い精度を失わずに時差修正が可能となった。加えて、4本の針を取り付ける軸が互いに独立し回転する「4軸独立ガイド構造」を新開発。それぞれの針が他の針に影響を与えず、なめらかに回転する。広々としたダイヤルの縁には、上下ツートーンのダイヤルリングを採用し、GMT針が指し示す時刻の昼夜を直感的に判別できる。

 これまでのグランドセイコーの時計には見られない鮮やかなイエローが、特別感を演出する。メタリックなチャコールグレーとイエローの組合せにより高い視認性を確保。主張の強いカラーリングでありながら、ブランド哲学に則った本質を追求するデザインが採用された。

 また、数量限定モデルの特別仕様として、クオーツ発展期の1970~80年代、高精度の証だった独自マークがモチーフの「GS」「9F」のパターンが、ダイヤル全面に型打ちされた。標準は年差±10秒である「キャリバー9F86」の時間精度を年差±5秒まで高めたムーブメントを搭載した証として、ゴールドのファイブ・ポインテッド・スターが6時位置に配された。裏ぶたには、「Caliber 9F 25th Anniversary Since 1993」と、世界限定800本を示すシリアルナンバー(No.001/800~800/800)入り。本限定モデルと、来年発売されるブラックとネイビーの同シリーズ2機種は、全国の「グランドセイコーマスターショップ」にて取り扱い予定。