米国株急反発、ダウは過去最大の1086ドル高

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 26日の米株式市場は大幅反発した。ダウ工業株平均は24日終値に比べ約1086ドル(5%)上昇し、1日の上げ幅としては過去最大となった。S&P総合500種も5%、ハイテク株が多いナスダックは5.8%上昇した。いずれの指数でも2009年3月以来の上昇率となっている。MUFGのマネージング・ディレクター、クリス・ラプキー氏は「投資家は安値買いした格好だ。クリスマスの段階では、株価が収益に対してあまりに割安になっていた」と説明した。この日の市場は新たな材料に乏しかったが、それでも株価は上昇した。12月最終週の場合、薄商いや大きな材料に乏しい状況が相場押し上げにつながることも多い。ホワイトハウスは米東部時間26日午後2時すぎ、トランプ大統領とメラニア夫人がイラクを訪問したと発表。トランプ氏はこのところ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任や貿易戦争の激化を示唆するなど、市場の不安をかき立てていた。株価反発をけん引したのはIT株だ。アマゾンは9.5%、フェイスブックとネットフリックスは8%、アップルは7%、グーグルの親会社アルファベットは6%上昇した。エネルギー株がこれに続き、マラソン・オイルが11.9%、ヘスが11%の伸びを示した。消費者製品を手掛ける企業の株価も急伸し、コールは10.3%高、ナイキが7.2%高となった。JCペニーやフォードの株価も上昇して取引を終えた。米株式市場では24日、ダウ工業株平均が653ドル下落。FRB批判を繰り返すトランプ氏の発言なども相まって、不確実性が増している。