ゴーン容疑者を再逮捕、特別背任の疑い 勾留継続へ

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 東京地検特捜部は21日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を同社への特別背任の容疑で再逮捕した。会計上の不正が明るみに出たとして先月逮捕された同容疑者をめぐっては、東京地裁が20日に勾留延長を認めない決定を下しており、21日にも保釈される見通しとなっていた。今回の再逮捕により、検察はすでに1カ月を超えているゴーン容疑者の勾留期間を少なくとも2日間延長できる。裁判所の承認が得られれば、さらに10~20日間の勾留も可能になる。ゴーン容疑者の再逮捕の容疑は、世界的な金融危機が起きた2008年10月、自らの投資で生じた18億5000万円の損失を日産に負わせたというもの。ゴーン容疑者は今月10日、有価証券報告書に自身の報酬を過少に記載した件で、金融証券取引法違反の罪で起訴されている。検察が正式な起訴を行うことなく容疑者の身柄を長期にわたって拘束できる日本の司法システムに対しては、国際社会から批判的な見方も出ている。