GM、北米5工場閉鎖と1.4万人削減を発表

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 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、大規模なリストラ計画を発表した。北米5カ所の工場を閉鎖し、15%の人員を削減する。同社は「事故ゼロ、排出ゼロ、渋滞ゼロ」という新たな目標を掲げ、自動運転や電気自動車など次世代の技術に重点を移す。消費者の人気がセダンからスポーツ用多目的車(SUV)やハッチバックへ向かっている流れにも対応する。シボレーやビューイック、キャデラックのセダンを製造していた米ミシガン州デトロイトとウォーレン、オハイオ州ウォーレン、メリーランド州ホワイトマーシュと、カナダ・オンタリオ州オシャワの計5工場を閉鎖する。北米以外でも、すでに発表済みの韓国を含む3工場の稼働を停止する。さらに正社員8000人と契約社員6000人を削減。2020年末までに年間60億ドル(約6800億円)のコスト削減を目指す。同社は1908年創業。2009年に経営破たんしたが10年に再上場を果たした。現在も好調な業績を維持しているが、重要な市場の中国や北米の販売にかげりが出てきたことから、先手を打ってリストラに踏み切った。この決断が評価されて、同社の株価は26日、5%以上値上がりした。