芸術的職人技を現代に、「カルティエ ダール」コレクション

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【3月22日 MODE PRESS】カルティエ(Cartier)は1月、スイス・ジュネーヴで開催された第21回国際高級時計見本市「ジュネーブサロン(Salon International de la Haute Horlogerie、SIHH)」で5種類の新作コレクションを発表した。  

 昨年発表され大好評を得ているメンズウォッチ「カリブル ドゥ カルティエ(Calible de Carti)」やレディースの「デリス ドゥ カルティエ(Délices de Cartier)」など話題が多い新作が並ぶなか、特に注目したいのは、160年余にわたりメゾンが大切にしてきた芸術的職人技と高度な時計製造技術が融合した「カルティエ ダール(Cartier d’art)」コレクションだ。世界の動物をモチーフに、ラ・ショー・ド・フォンにあるマニュファクチュール、または伝統芸術を継承するアトリエで熟練の職人が作り上げた6作品が揃う。  

 タートル モチーフは、オニキスやカーネリアンなど小さくカットした1167個の石を、60時間以上かけて配置した精緻なモザイク技法によるもの。ステンドガラスのように美しく仕上げられたベア モチーフは、14世紀から受け継がれるプリック・ア・ジュール・エナメル(透胎七宝)技巧を用いたグラデーションが輝く。様々な木を緻密に組み合わせた寄木細工のベア モチーフは、ムーブメントにもこだわり、ジャンピングアワーが搭載されたユニークなモデルとなっている。  

 ほかに、パヴェダイヤとエナメルの色彩が鮮やかなモンキー、ケースに及ぶほど豊かに表現されたハミングバード、立体感ある彫刻でディテールまでリアルに再現されたパンテールなど、どれも長く息づく職人技を現代のテイストで蘇らせた、時計ファンならずとも必見のコレクションだ。  

 各個別の製造番号入り、世界限定10個~80個の希少な限定モデルとして発売される。(c)MODE PRESS