パネライ、建築家・中村拓志によるインスタレーション開催

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【10月15日 Watches Press】イタリアの高級時計ブランド「オフィチーネ パネライ(OFFICINE PANERAI)」は 10月16日から25日までの間、東京ミッドタウンにて開催される Tokyo Midtown Design Touch 内のSalone in Roppongi で、建築家・中村拓志(Hiroshi Nakamura)氏によるインスタレーション『Diving Bell』を開催する。

■深海に潜っていく感覚

 会場には 5 台の Diving Bell を設置。装置の内部は視界全体を 360 度覆う球体のスクリーンとなっており、上半身を包み込む丸形の装置に入ると、映像と音により、深海へと潜っていく空間が演出される。深度に伴い、徐々に光が演出する海の色が濃くなり、やがてパネライの起源である深海の世界を体験できる。

 深海の暗闇と、パネライ誕生当時のイタリア海軍特殊潜水部隊の任務に思いを馳せる感覚を中村氏は、「潜水するダイバーの気持ちになったつもりで楽しんでほしい」と語る。「マリンブルーの世界から漆黒の闇に落ちて行くような恐怖や孤独を感じると同時に、人間の根源でもある海に戻る懐かしさを、旅するような感覚を味わってほしいですね」と続ける。

■禅の世界に通じる体験

 建築家の仕事は、敷地や壁、屋根、天井、空間と境界線がある世界なので、無限に境界線が存在しない世界への憧れが強いのだと語る中村氏は、今回のインスタレーションについて、「無限遠に焦点を合わせる瞳孔と、完全に奥行きのないなかで網膜が錯覚をおこしてしまうような感覚のなかで、無限の創造を掻き立てられる。その内へ内へむかっていく感覚というか、いつか観た風景が残像としてまぶたを閉じるたびにあらわれたり、まつげの存在にあらためて気がついたり、無限遠に向かう感覚と同時に、自分に起こる感覚や現象は、禅の世界にも似た体験かもしれませんね」と語る。

 最後に、「パネライの男らしくて、堂々としている質実剛健な存在感のなかに光る美しさを今回のインスタレーションで感じてもらえたらうれしいです」と締めくくった。

■概要
・イベント名:Salone in Roppongi presented by OFFICINE PANERAI
・会期:2015年10月16日〜25日
・場所:東京ミッドタウン アトリウム
・住所:〒107-0052 東京都港区 赤坂9−7−1

(c)Watches Press