イスラエル行き航空便、領空通過を承認 サウジアラビア

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 インドの航空大手「エア・インディア」は11日までに、今月22日のインド・ニューデリー発、イスラエル・テルアビブ行きの国際路線の新規開設に伴い、サウジアラビア領空を通過する承認を得たと発表した。サウジが外国航空会社のイスラエル便で領空利用を認めるのは初めて。イスラエル、サウジ両国は正式な外交関係を樹立しておらず、接触は裏チャンネルを通じて実施されてきた。ただ、両国がイランとの敵対関係を共有するとの側面はある。その意味で今回のサウジ領空通過の許可は両国関係にとって大きな転機に成り得るとも受け止められている。インド、イスラエル間の直行便の飛行時間の短縮にもつながる。エルアル・イスラエル航空のインド便はこれまでアラビア半島を迂回(うかい)する手間を強いられていた。テルアビブ、インド・ムンバイ間の飛行時間は約8時間。新たに開設されるニューデリー、テルアビブ間は距離がより長いものの約7時間となる。エルアルは最近、国際民間航空機関(ICAO)に対し書簡を送り、エア・インディア航空に対するサウジ政府の今回の措置は差別と批判。エルアルにとっては大きな不公正を強いる処置と主張し、善処を求めていた。イスラエルのネタニヤフ首相とインドのモディ首相は両国関係の強化に努めており、相互訪問も実施した。