ゴールドマン・サックス次期CEO、副業はクラブのDJ

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 米金融大手ゴールドマン・サックスの次期最高経営責任者(CEO)に就任する見通しの人物は、ありふれた投資銀行家ではない。報道によれば、ゴールドマンのロイド・ブランクフェインCEOは1年以内に退任する予定。後継と目されているのがデービッド・ソロモン氏(56)だ。ソロモン氏の副業はクラブのDJ。「DJ D-Sol」のニックネームでニューヨークやマイアミのクラブに出演し、レコードを流している。昨年のポッドキャストではDJについて、「趣味として足を踏み入れ、今は楽しみでやっている」と語っていた。興味があるのはクラブやエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)で、成長産業としても目を向ける。大学で政治科学を専攻し、卒業後の1980年代半ばに就職した会社ではコマーシャルペーパー(CP)やジャンク債の販売にも携わったが、この会社はジャンク債の不正取引事件にかかわって1990年に倒産した。同社の倒産を受けてソロモン氏は投資銀行のベア・スターンズへ移り、投資銀行部門のトップに昇格。1999年にはゴールドマンに転職した。生え抜きの人材を抜擢することで知られているゴールドマンにとっては部外者だったが、ソロモン氏は順調に昇進して2006年から10年間、投資銀行部門のトップを務めた。この間に同部門は70%の増収を果たした。昨年にはハービー・シュワルツ氏とともに社長に昇進。両氏は次期CEOの座を目指して競っていたが、シュワルツ氏が12日に辞意を表明したことで、ソロモン氏のCEO就任が確実になった。