米トイザらス創業者のラザラス氏が死去、94歳

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 米玩具大手トイザらスの創業者、チャールズ・ラザラス氏が22日、死去した。94歳だった。この日の1週間前、トイザらスは経営破綻(はたん)のため800あまりある米国内の全店舗を閉鎖すると発表していた。トイザらスがラザラス氏の死を確認した。同氏はトイザらスの株を所有していない。ラザラス氏は1948年、25歳の時に事業を立ち上げた。戦後のベビーブームで、おもちゃやベビー用品の需要増加を見込んでの創業だった。その後94年まで最高経営責任者(CEO)を務めた。おもちゃだけを売る店舗を初めてオープンしたのは57年。スーパーマーケットを参考に、幅広い品ぞろえのおもちゃを高さのある棚に積み上げて陳列した。店名を「トイザらス」とし、英語表記のロゴは子どもが書いたように見せるため「R」の文字を裏返しにした。78年の株式公開以降、業績を大きく伸ばしたものの、その後はウォルマートやターゲットといった小売り大手との競争で苦戦を強いられ、アマゾンの登場で業績悪化に拍車がかかった。トイザらスは声明で「この数週間、トイザらスにとって悲しい出来事が続いていたが、当社の愛すべき創業者が亡くなったという今日のニュースほどつらいものはない」と述べた。ラザラス氏からCEO職を引き継いだマイケル・ゴールドスタイン氏は、ラザラス氏について「おもちゃ業界の父だった」と語り、「おもちゃを愛し、おもちゃを買いに来る子どもたちを愛していた。おもちゃで遊んでいる子どもを見ると、パッと顔を輝かせていたものだ」と振り返った。