米でビールの「バド」離れ進む、アジア・南米では好調

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 ビール製造大手「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」は9日、主要ブランド「バドワイザー」の今年第1四半期(1〜3月)の販売実績が米国市場での落ち込みが主因で前年同期比で1・3%減少したと報告した。ただ、米国以外の世界市場では2・5%増となった。パラグアイなどの南米やインド、韓国を含むアジアの新興市場での堅調な業績が要因。同社はクラフトビールが人気を増している米国市場で苦戦し、この種のビールを手掛ける小規模製造企業を買収するなどの対抗策に追われている。また、同社の他ブランドである「ステラ・アルトワ」は英国やアルゼンチンでの強い需要に支えられ12%増を記録した。同社は今後の見通しについて、ロシアで6〜7月に開かれ、スポンサーを務めるサッカーのワールドカップ(W杯)本大会を見据え楽観的な見通しを発表。大会をにらんだ広告宣伝活動の強化が第2四半期の収支決算に響く可能性を踏まえながらも、アルゼンチン、コロンビアやペルーでの好調な売り上げを期待している。これら3カ国は同大会に出場する。また、同じく出場するナイジェリアでもバドワイザーの宣伝活動を開始した。