中国機、飛行中に窓吹き飛ぶ、副操縦士の半身が機外に

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 中国・四川航空の旅客機で、飛行中に突然、操縦室の窓が吹き飛び、副操縦士の半身が機外へ吸い出されるハプニングが起きた。中国国営メディアが伝えた。同機は機長の操縦で無事、南西部の成都双流国際空港に緊急着陸した。14日午前、中国南部の重慶からチベット自治区ラサへ向かっていた同機(エアバスA319型機)は、1万メートルの高度を飛行中に、操縦室の窓が吹き飛んだ。国営新華社通信は民間航空当局者の話として、機内は気圧が下がり、気温は氷点下30~40度に低下したと伝えている。国営メディアによると、同機の劉伝健機長は「何の前触れもなく窓が吹き飛んだ。ただ、ものすごい音がした」と語り、「隣を見ると、副操縦士の半身が機外へ吹き飛ばされていた。シートベルトを装着していたのが幸いだった。多くの計器が不具合を起こし、機体は激しく揺れていた。制御は非常に難しかった」と振り返った。この事故で副操縦士が擦り傷を負って手首を捻挫したほか、客室乗務員1人も負傷した。しかし乗客119人にけがはなかった。けがをした客室乗務員は当時の機内の様子について、「搭乗者全員が叫び声を上げていた。私たちはただ、安全に着陸できると信じてもらうために最善を尽くした」と話している。機内では客室乗務員が食事を配っている最中だったといい、一部の乗務員は投げ出され、食事が散乱した。民間航空当局によると、窓が吹き飛んだのは成都の上空で、現地時間の14日午前6時27分に同機が離陸してから約80分後だった。原因については調査が進められている。中国のソーシャルメディアでは、冷静な対応で同機を無事着陸させた劉機長が「英雄」として称賛されている。