「世界大手が中国の圧力に屈した」 表記変更巡り台湾が批判

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 台湾外交部は16日、エア・カナダや米ギャップなどの世界大手企業が中国の圧力に屈し、台湾を中国の一部として扱ったとして非難した。台湾を巡っては、中国が自国の一部と見なしているのに対し、台湾はこの主張を認めていない。エア・カナダはウェブサイトの表記を変更し、台湾の地名を検索すると、中国を意味する「CN」が表示されるようになった。この変更は数日前に行われたと思われる。それまで台湾の地名には、台湾を意味する「TW」の文字が表示されていた。台湾中央通信によると、台湾外交部の報道官は、エア・カナダに対して問題の是正を申し入れたと話している。ギャップについては、Tシャツに描かれた中国の地図に台湾や中国が領有権を主張する南シナ海の島々が含まれていないとして、中国のソーシャルメディアで不満が噴出。ギャップは14日、「中国の正確な地図が反映されていなかった」として謝罪し、中国でこのTシャツの販売を中止すると表明した。この対応について台湾外交部は16日のツイッターで、「ギャップの自己批判に失望した」「そうした行為は世界に間違ったメッセージを伝える」と反発している。この問題では中国政府が世界の航空会社30社あまりに対し、ウェブサイトで台湾や香港、マカオが中国の一部ではないように記載された情報を削除するよう要求していた。デルタ航空は今年1月、中国語サイトで台湾やチベットを国家として表記していたことを中国航空当局にとがめられ、謝罪して対応。台湾からは非難を浴びた。マリオットやザラといった世界大手も、同じ問題で相次いで謝罪している。