米スタバのシュルツ会長が退任、大統領選出馬の可能性も

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 米コーヒーチェーン大手スターバックスは4日、36年間にわたって同社の経営を率いてきたハワード・シュルツ会長(64)が、今月末で退任すると発表した。シュルツ氏は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、米大統領選への出馬を検討するかもしれないと表明。「私は以前から、国内で増大する分断と、世界における我々の立場をめぐり、我が国のことを深く憂慮していた」と語った。CNNの取材に対しては、「幅広い選択肢について考える意向だ。それには公職も含まれるかもしれない。ただ、今後について決断するのはまだずっと先になる」と述べている。シュルツ氏は米企業経営者の中でも特に積極的な政治的発言で知られ、過去には民主党の候補者になる可能性が取りざたされたこともあった。2016年の大統領選挙では民主党のヒラリー・クリントン氏を支持。バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突に関して、双方に責任があるとしたトランプ大統領の発言を批判していた。シュルツ氏は1982年にスターバックスを創業。1987~2000年と、2008~2017年に最高経営責任者(CEO)を務め、昨年からは会長職に就いていた。同氏が経営を率いたこの36年の間にスターバックスは驚異的な成長を遂げ、チェーン店は1980年代初めの11店から、今では77カ国で2万8000店以上を展開。時価総額は780億ドル(約8兆5660億円)に達している。