マクドナルド、プラ製ストローを紙に切り替え 英などで

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 マクドナルドは16日までに、英国とアイルランドの店舗で使用するストローをプラスチック製から紙製に切り替える方針を発表した。英国では既に、一部のレストランチェーンがプラスチック製ストローの使用を中止しており、マクドナルドもプラスチック汚染との戦いに加わった形だ。紙ストローへの切り替えは一部店舗などでの試験運用を経て、9月から実施される。マクドナルドは、顧客の大半がプラスチックの不使用を支持していると説明。英国・アイルランド法人のポール・ポムロイ最高経営責任者(CEO)は「幅広い公の議論を反映する形で、顧客からストローに関する取り組みを求める声が寄せられた。ただ、来店時の全般的な顧客体験を損なわない形での実施を求められている」と述べた。英国とアイルランドにあるマクドナルドの店舗1361店では毎日、180万本のストローが使われている。切り替えが完了するのは2019年になる見通しだという。ごみを特定して分布図を作るアプリ「Litterati」によると、プラスチック製ストローは世界で6番目に多いごみの種類となっている。プラスチック製ストローはポリプロピレンとポリスチレンを混ぜた素材で作られていて、リサイクルされるのはそのうち1%だけだ。英政府によると、100万羽の鳥や10万匹以上の海洋哺乳類が毎年、プラスチック廃棄物を食べたり絡まったりして死んでいる。世界の海では2050年までにプラスチックが重量で魚を上回るとの研究もある。英国では既に、ピザエクスプレスやワガママといった大手レストランチェーンが、プラスチック製ストローの使用を中止。コカ・コーラやネスレなどの企業40社あまりも今年、英国内で使用・廃棄するプラスチックの量を削減すると宣言していた。