パリの街で電動スクーターをシェア、米新興企業が進出

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 電動スクーターのシェアサービスを手がける米新興企業のライムがフランスに進出し、パリで22日から数百台の提供を開始する。ライムによると、パリでシェアする電動スクーターは、近いうちに数千台に増やす予定。ユーザーはアプリ経由でスクーターを探して開錠できる。料金は開錠に1ユーロ(約127円)、使用は1分につき0.15ユーロ(約19円)。米国では既に100万人が、シアトルやダラス、ロサンゼルスなどの都市でライムの自転車やスクーターのシェアサービスを利用している。欧州では先週、スイスのチューリッヒでもサービスが開始された。電動スクーターは通勤客や観光客にも人気が高い。パリ市長の広報は「市民が移動しやすくなる」と歓迎しながらも、「歩道を走ったり、歩行者の動きを妨げたりしてはならない」とくぎを刺した。各社が展開する自転車などのシェアサービスをめぐっては、各地で人にぶつかったり交通を妨害したりするトラブルも頻発。サンフランシスコやダラスなどは、違法駐車の苦情を受けて、新規制の導入を計画している。ライムのスクーターにはデジタル速度計が搭載され、最高時速は約30キロ。同社が夜間に充電し、毎朝市内の各地に戻す。ライムのような新興のサービスは、専用の場所にとめておくドッキングステーションを必要としないことが利点とされ、米シリコンバレーや中国の投資家が多額を投資してきた。