サウジ国王が原油増産に「同意」、トランプ大統領がツイート

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 トランプ米大統領は30日のツイートで、サウジアラビアのサルマン国王に「最大で200万バレルほど」の原油増産を求め、同意を得たと述べた。ツイートによると、トランプ氏はサルマン国王との電話で、イランやベネズエラからの原油供給が減った分を補うために最大200万バレルの増産を要請。国王がこれに同意したという。一方、サウジ側は同日、国営サウジ通信(SPA)を通し、サルマン国王がトランプ氏から電話を受けたとする声明を発表。両首脳が「原油市場の安定維持」に努める必要性や、供給が不足した場合の産油国の対応について話し合ったと説明したものの、増産を確認する文言はなかった。原油価格は今年春以降、ベネズエラ危機や米国の対イラン制裁再開に、カナダとリビアの生産障害が重なって高騰。この1週間でさらに上昇し、28日のニューヨーク原油市場で1バレル=74ドル超と、2014年末以来の高値を記録した。サウジはすでに、6月の石油輸出国機構(OPEC)総会での合意を受け、7月の生産量を過去最大の日量1100万バレルに引き上げる方針を示していた。同国が需給調整に使える生産余力は200万バレル。トランプ氏の要請に応じてさらに増産すればこの余力が失われ、今後の危機に対応できなくなるとの指摘もある。