エア・インディア、台湾の表記を変更 「チャイニーズタイペイ」に

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 インドの国営航空エア・インディアが、ウェブサイト上で台湾行きの便の表記を「チャイニーズタイペイ」行きに変更したことが6日までに分かった。同社関係者によれば、変更が行われたのは4日。インド外務省の要請を受けた措置としている。中国はかねて、台湾の表記方法をめぐり外国企業への批判を展開してきた。中国は台湾を自国の領土の一部とみなしているが、台湾政府はこうした主張を認めていない。中国による圧力を受け、エア・カナダや豪カンタスなどの航空会社はすでに表記変更に同意している。インド政府は、中国の圧力に屈したとの指摘を否定。外務省報道官は5日、エア・インディアによる表記変更の決定について「国際的な規範や、1949年以来の我々の台湾をめぐる立場に完全に即したものだ」と述べた。中国と台湾は49年、中国本土での国共内戦が共産党の勝利に終わったことを受けて分離した。これ以来、別々の政府が統治している。インドは台湾と正式な外交関係を結んでいない。中国は5日、エア・インディアの決定を称賛。外務省報道官は「中国は世界にひとつしかなく、台湾は中国の一部だ」とし、「エア・インディアの措置はこの点を尊重する姿勢の表れであり、認めるに値する」と述べた。台湾の表記をめぐっては、ギャップやザラ、マリオットといった企業やブランドも中国政府に謝罪してきた。台湾側は、中国の圧力に屈したとして企業を批判している。