自動小銃製造のカラシニコフ社、電気自動車を披露

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 自動小銃「AK−47」の製造元として知られるロシア企業「カラシニコフ」は25日までに、電気自動車業界へ参入する方針を明らかにし、試作車の「CV−1」を初めて披露した。ロシアの兵器ショー「Army2018」に登場させたもので、声明によると運転可能な距離は1回の充電で最長350キロ。6秒で時速100キロへの到達が可能としている。CV-1は旧ソ連時代に人気を得たレトロなデザインのハッチバック型となっている。国営RIAノーボスチ通信によると、同社は米テスラなど電気自動車メーカーの製品に対抗できる性能を持つと誇示した。ただ、製造開始の時期や値段については触れなかった。自動車業界ではカラシニコフ社製の電気自動車が成功を収めることについて懐疑的な見方がある。CV−1は非常に大胆なデザインとしながらも一部の顧客しか魅了しないだろうとしている。製造はごく限られた台数になるとの見方もある。ロシアの電気自動車の市場は小規模で、ガソリンも安く、政府は電気自動車育成のための補助金も提供していない。カラシニコフ社の輸出業績はロシアによるウクライナ・クリミア半島の強制併合などを受けた経済制裁もあって打撃を被った。米国への銃輸出も禁止された。これらの事態を受け同社は事業の多角化を模索。モスクワでは土産物店まで開いている。