無料の持ち込み手荷物、座席下の1個のみ ライアンエアーが新規定

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 欧州の格安航空大手ラインエアーは27日までに、機内持ち込みの手荷物に関する規定を改定し、11月からは座席の下に収まるサイズの手荷物1個のみ、無料で持ち込みを認めると発表した。それ以上の荷物の機内持ち込みや預け入れは有料となる。乗客が優先搭乗を予約する際に6ポンド(約850円)を支払えば、1便当たり95人まで、重さ10キロ以下の手荷物を機内に持ち込むことができる。または、8ポンド(約1150円)を支払って10キロまでの荷物を預ける選択肢もある。手荷物規定改定の目的は便の遅れを減らすことにあり、増収は期待していないとラインエアーは説明する。これまで同航空を利用する乗客は、小型の手荷物1個を機内に持ち込み、重さ10キロまでの荷物を無料で預けることが可能だった。同航空は1日に2000便以上を運航し、年間約1億3000万人の乗客に利用されている。しかしこの数カ月は、コストの上昇や相次ぐストに見舞われていた。航空関連シンクタンクCAPAの専門家は同航空の新しい手荷物規定について、「手順があまりに煩雑すぎる。規制がどんどん強まることで、特に観光旅行客に不評を呼ぶだろう」と予想する。今回の規定は業界の中でも特に制限が厳しいと別の専門家は指摘し、「もしライアンエアーがこの料金体系を徹底させることができれば、乗客にとっても業界にとっても様相を一変させる可能性がある」と話している。