英仏が「ホタテ戦争」、公海上に集まった漁船が衝突

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 フランスと英国の漁船の間で、ホタテ漁をめぐる争いが激化している。28日には英仏海峡で、フランスの漁船が発煙筒や石を投げて英国の漁船を追い払う騒ぎに発展した。フランスのテレビ局は、英国の漁船めがけて発煙筒や石が投げつけられる様子を放送した。海上には多数の船がひしめいていた。数ではフランス漁船が圧倒しており、海洋当局はAFP通信の取材に対し、ノルマンディー沖のホタテの漁場で、フランスの船推定35隻が英国の船5隻追い払ったと語った。フランス漁船の乗員は映像の中で、「われわれがイギリス人を追い払おうとしたのは、もしあのまま操業させれば、漁場が略奪されてしまうからだ」と怒りをぶつけている。この海域では英国の漁船は年間を通じて操業が認められているのに対し、フランス漁船の操業期間は10月1日から5月15日までと定められている。フランス側は、自分たちのシーズン解禁前に、この漁場が英国によって乱獲され尽くしてしまうことを懸念する。この15年の間に英国漁船の漁獲量が急増し、問題は深刻化していた。過去5年間は両国の間で合意が成立していたが、今年はフランス側が調印を拒否したという。フランス側は、英国の使用するトロール漁船の方がはるかに大型で、船上でホタテを凍結する設備を搭載していることに対してもいら立ちを募らせる。英国の漁業団体は平静を呼びかけ、交渉を通じた解決を呼びかけている。同団体のバリー・ディアス代表はBBCの取材に対し、「英政府に問題を提起し、合法的に操業している我々の漁船を守るよう要請した」「衝突の原因となった問題は、負傷者が出かねない公海上ではなく、交渉を通じて解決しなければならない」と訴えた。