米コカ・コーラ、英カフェ大手を5600億円で買収

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 米飲料大手コカ・コーラは1日までに、英カフェチェーン大手コスタ・コーヒーを39億ポンド(約5600億円)で買収することで親会社の英ウィットブレッドと合意したと発表した。コスタは32カ国に4000近い店舗を展開する。コカ・コーラは声明で、買収により「欧州やアジア太平洋、中東、アフリカにまたがる強力なコーヒー店舗網」を手に入れ、さらなる拡大の機会も生まれるだろうと述べた。コスタは店舗以外にも、「コスタ・エクスプレス」と呼ばれる販売機やロースタリー、家庭用のコーヒー製品を保有している。ホテルグループのウィットブレッドは1995年にコスタを買収した。コーヒー事業の売却で得た資金をホテルチェーン「プレミアイン」の拡充に投入する方針としている。今回の買収は株主や規制当局の承認が必要で、完了時期は2019年上期を見込んでいるという。コカ・コーラはコスタの買収により、米コーヒーチェーン大手スターバックスなどの世界的なコーヒーブランドと直接競合する形になる。スイスの食品大手ネスレとスターバックスは今年、72億ドル規模の提携契約を結び、ネスレがスターバックス製品のマーケティングや販売、流通を手がけることで合意していた。コカ・コーラのジェームズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は声明で「ホット飲料は飲料市場全体の中でコカ・コーラが世界的ブランドを持っていない数少ない分野のひとつだった」と説明。コスタの買収で強力なプラットフォームを手に入れ、この市場への参入が可能になると述べた。