英仏「ホタテ戦争」、解決の妥協案で合意

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 イギリス海峡のホタテ漁場での操業をめぐり英国とフランスの両国漁船が体当たりしたり、物を投げ付けるなどしていた騒ぎで両国は5日、事態を収束させる妥協案で合意したことを明らかにした。両国の漁業団体がロンドンで協議してまとめた。「ホタテ戦争」とも呼ばれた対立を解決させる妥協案では、ホタテ漁に関する従来の協定の更新で意見が一致。全長15メートル以上の英国漁船だけでなく、これまで除外されていた全長15メートル未満の漁船の操業も協定に含めることで原則合意に至った。妥協案の詳細はパリで7日に詰められる見通し。イギリス海峡でのホタテ漁で仏漁船は10月1日から5月15日までの間しか認められていない。しかし、英国漁船は1年中操業を続けているため不公平とする仏漁師の反発がくすぶっていた。15メートル未満の漁船の操業も協定に含めたことで英国側は禁漁期に漁場に入らない内容になったとみられる。イギリス海峡のセーヌ湾では最近、英国漁船5隻が仏漁船の推定35隻に追跡される騒ぎが発生。フランスの地元テレビ局は英国漁船に向かって仏側が発煙弾や石を投げ付けたり、多数の船が衝突し合う映像を放映していた。この騒ぎは仏ノルマンディー海岸から12カイリ(約22キロ)離れた海上で起きていた。この「ホタテ戦争」は英仏間の外交問題ともなり、フランス側は衝突などが再度起きた場合、同国海軍を介入させる用意があるとの方針も示していた。