87キロの「最短」航路、年内にも運航開始 英ブリティッシュ・エアウェイズ

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 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、今年中に、ペルシャ湾の島国バーレーンとサウジアラビア東部ダンマンを結ぶ同社最短路線の運航を開始すると発表した。バーレーンの古都ムハラクからサウジ最大の油田地帯の中心都市ダンマンまで、約87キロの距離を50分で飛ぶ。復路の飛行時間はさらに短く、わずか40分で到着する。12月1日以降、ボーイング777―200型機を使ったロンドン・バーレーン路線の延長ルートとして運航される。これまでロンドンのヒースロー国際空港からダンマンまで行くには、バーレーン到着後に1時間半、リムジンバスで移動する必要があった。延長ルートの就航後は、乗り換えなしでそのままダンマンまで飛ぶことができる。ヒースローからの所要時間は計8時間。バーレーン・ダンマン間だけを使うことはできない。この計画に対し、環境保護団体からは「不要な路線延長」と批判する声が上がっている。バーレーンからダンマンまではすでに幹線道路がつながっているからだ。BAの広報担当者はCNNへのコメントで、同社は環境への影響を抑えるため、温室効果ガス排出量の削減やバイオ燃料など新技術への投資に力を入れていると強調した。BA便ではこれまで、カリブ海のアンティグア島とセントキッツ島を結ぶ約100キロの路線が最短だった。世界にはこれをはるかに下回る短距離路線もある。アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)の首都キンシャサとコンゴ共和国の首都ブラザビルを結ぶ便は約25キロ。英領オークニー諸島のウェストレイとパパ・ウェストレイの間はわずか3キロで、1分余りのフライトだ。