飲食店のプラスチックストロー、客の注文がなければ禁止 米カリフォルニア州

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 米カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は20日、飲食店でのプラスチック製ストロー使用を規制する法案に署名し、成立させた。飲食店では客に注文されない限り、使い捨てのストローを出すことが禁じられる。州レベルでこうした法律が成立したのはカリフォルニア州が初めて。ただ、自治体では既にワシントン州シアトルなどが、使い捨てのプラスチック製ストローや食器などの使用を禁じている。カリフォルニア州の法律は、ファストフード店やコンビニエンスストアは対象外。レストランでも紙製や金属製のストローであれば、客からの注文がなくても出すことができる。同法はプラスチック汚染の低減を目指し、来年1月1日から施行される。ブラウン知事は、プラスチック汚染のために年間何千匹もの海洋生物が死んでいると指摘し、タイの海岸に打ち上げられたゴンドウクジラの胃の中から、80枚ものポリ袋が見つかったという事例も紹介した。「ストロー、ボトル、容器、袋など、あらゆる形態のプラスチックがこの惑星を窒息させている」と同知事は強調。「客が頼まなければプラスチックストローを出さない措置は非常に小さな1歩」だとしながらも、「立ち止まって考え直させるきっかけになるかもしれない」としている。カリフォルニア州は2014年に無料の使い捨てポリ袋も禁止している。昨年の学術誌に掲載された報告によると、2015年の時点でリサイクルされるプラスチックはわずか9%、焼却処分は12%にとどまり、残る79%は自然環境に行き着いていた。