独ポルシェ、ディーゼルから撤退 ハイブリッドとEVに重点

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 ドイツの自動車大手ポルシェは23日、ディーゼル燃料車の生産を打ち切り、今後はハイブリッド車や電気自動車(EV)に力を入れると発表した。ポルシェは5カ月前、親会社フォルクスワーゲンによるディーゼル車の排ガス不正問題に関連して、幹部1人が逮捕されていた。2017年の時点でポルシェの世界販売に占めるディーゼル車の割合は12%のみ。同社広報によると、ディーゼル車は今年2月以降、同社のラインアップから外され、米国では2015年11月から販売を中止していた。同社の発表によると、電気自動車とハイブリッド車の需要が急増する一方で、ディーゼル車の市場は縮小していることから、状況の変化に対応して販売中止を決めた。オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は声明の中で、「ディーゼルを悪者と決めつけるわけではない」と述べ、「現在もこれからも重要な推進技術」と位置付けた上で、「ディーゼルの役割が常に二次的なものだったスポーツカーメーカーとして、ディーゼルなしの未来を望むという結論に達した」と説明している。ポルシェは4ドア車の一部でディーゼルモデルも提供していたが、スポーツカーは一貫してガソリンにこだわってきた。2019年には初の完全EV車「タイカン」がデビュー予定。「2025年までにはポルシェの新車の半分がハイブリッド車か完全EV車になる」としている。