シエラレオネ、中国の融資による空港建設中止 357億円規模

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 アフリカ西部シエラレオネの政府は12日までに、中国からの融資を受けて行う予定だった首都近郊の空港建設を中止すると発表した。3億1800万ドル(約357億円)規模の巨大プロジェクトで、建設には中国企業が携わっていた。建設計画はシエラレオネのコロマ前大統領が今年3月に委託した。新空港は2022年に完成予定だった。この数カ月間にはパキスタンとマレーシアも、中国の融資による大規模インフラ事業の見直しに動いていた。しかしアフリカの国の政府がすでに発表済みの計画の中止に踏み切ったのは初めて。地元メディアが公開した書簡の中で、シエラレオネのカロン運輸・航空相は「真剣な検討と努力の結果、政府の見解として新空港建設を進めることは利益にならないと判断した。現状では既存の空港の活用が極めて不十分だ」と、中止の理由を述べた。カロン氏は10日、英BBCの取材に応じ、新空港を建設する代わりに現在の空港を改修する考えを明らかにした。計画中止に伴って何らかの違約金が発生するのかどうかは不明。中国外交部(外務省)の陸慷報道官は11日、計画中止について中国とシエラレオネのいかなる対立も意味するものではないと強調。計画はまだ調査段階にあったとしつつ、中国はアフリカ諸国と協力するにあたって、対等な関係と双方にとっての利益を常に念頭に置いていると主張した。